横尾忠則さまと宝物。
横尾先生は、いつどこで知ったかはっきり覚えてないのですが、
西脇の美術館に連れて行ってもらい、はじめて間近で作品を拝見しました。
その後、東京の調布だったか、どこだったかイベントがありました。
横尾先生が、作品をライブで仕上げるというそのイベントで、はじめて先生にお目にかかりました。
その時、わたしは
生まれてはじめてのヨーロッパは、
スペインから帰ってきた後でした。
スペインでは、ガウディの作品に釘付けで、サグラダファミリアで雷にうたれたような衝撃を受けました。なぜか周りも引くくらい大号泣してしまったのですが、
そのサグラダファミリアで購入した、七色の色鉛筆があります。
その色鉛筆が宝物の一つです。
そして、その色鉛筆と日本から持ってきていた無地のB5サイズのノート。
スペインでいろんな絵やコトバをおもいおもいに描いてました。
そのノートもまた、宝物でした。
断捨離するごとに、なんかこれ違うわーって
ビリビリそれらを破いていったのですが、今は、このページだけが残っています。
わたしの宝物。
ペン先をかるーいタッチで、サラサラと、作品を仕上げていかれる先生のたたづまいとか、ぽつぽつとおはなしされるコトバとエネルギー。
そして、インドやヨガとの出会いのおはなし。
内容は覚えてないのですが、圧倒的な存在感に衝撃を受けて。
思わず、イベント終わりにかけよって、宝物ノートに宝物の色鉛筆で、サインをお願いしました。
そしたら、
「普段こんなことしないんだけどなー」
って、しぶしぶサインをしてくださりました。
あ!
もしや、いや
よく考えたら先生の作品集とか本とかじゃないのに、
普通のノートにサインって失礼と思われたかも?!
と後で気がつきました。
それを、
さらさらさらーっと
描いてくださいました。
「これ宝物ノートなんです!」
って、もちろんその時にいえるはずもなく。
いつか、どこかで
そのことをお伝えしたいなと思っていました。
届くかどうかはわかりませんが、
宝物です。
わたしの宝物。
七色の色鉛筆
B5無地のノート
そして、西脇の自然。
大好きです。
0コメント